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魑魅魍魎の中抜き

2012年04月18日 19:14

よく「芸能界は魑魅魍魎の世界」だと言われていますが
漫画業界も同じだと思います。
これは芸能界、漫画業界に関わらず、「人気商売」と言われている職業には
必ず100%魑魅魍魎が湧いてきます。

今だと携帯ゲームとか、プロ野球、パチンコ業界、ラーメン業界、モデル、子役…
華やかにスポットライトが当たるところには必ず魑魅魍魎がいます。
憧れのきらびやかな職業には必ず裏があります。



例えば「中抜き」。

フリーの編集者&作者の2人体制で本を発行する場合、
なぜか関係ない人の名前が巻末の奥付に載っていることがあります。
雑誌社の代表者名や、カバーのデザイン者名は当然載るべき事かもしれませんが、
うーん、役職で言うとあの人はどこの役職なのかな。
部長くらいの人でしょうか。
その人が名前を載せようとしてきます。

もちろん、本発行には一切何も関わっていません。
ただ発行する会社に居るだけの偉いさんです。

それでよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜く契約書を読み込むと書いてあるのです。
売り上げの数パーセントがその部長クラスの人に入るというくだりが。

知らない人は「ふーん、そういうものなんだ」と思いがちでしょうが
(私もそう思っていました)フリーの編集さんはフリーでこの漫画業界の荒波を渡っていますから、
この中抜きが不正だと言う事を指摘してきました。

そして部長クラスのその偉いさんに直訴。
「どういうことですか?意味がわからない」と強く抗議し、
偉いさんは噛んでくるのを取り下げました。



取り下げたと言う事は、中抜きだと認めたということですよね…。(^-^;



そして、売り上げの分配は平等になることに決まったのですが、
さすが雑誌社の偉いさん。
最初予定されていた発行部数が減らされ、雑誌社から書店へのプッシュがなくなりました。


魑魅魍魎…(゚Д゚;)






ハッキリ書きますと、こんな事はざらにあります。
漫画家の大先生の皆様も、最近のブログやTwitterで告発されているとおり、
華やかな人気商売の漫画業界の裏は金を巡ってドロドロしたものが蠢いています。
もちろん、素晴らしい物を作った対価として純粋に儲けることは良いことです。
純粋に良い作品を作り、売り込み、儲けを作品制作の糧にするという
真っ正直な人もたくさん居ます。



魑魅魍魎がかなり多いかと……私の今までの経験から感じる勝手なイメージでは
80%は魑魅魍魎という感じじゃないかと思います。
これはお金に対することだけでは無く、
漫画家を見下げて対応し、自分の地位や名誉の事だけを考えているような良くない人の事も入ってます。
漫画家を目指す方々は覚悟をしていた方が良いと思います。




と、キツい事を書きましたが、
何度も書いているのですが、こういう漫画業界の黒いところをどんなに読んでも
「それでも私は漫画が描きたいの!」
と思える人が本当に漫画家向きな人だと思うのです。

それほど

それほど

キツい業界です。


黒い話を読んで「怖いなあ…どうしようかなあ…」と迷った人はその時点で
この業界を渡っていく心の強さが少し足りていない人なんじゃないかと
私は感じています。



これから漫画家を目指す方々は
本当にがんばって!
人間関係も必要ですよ。
うまく世渡りしなくちゃいけませんよ。
嘘をつかれたり裏切られたりは普通にありますよ。

子供の頃学校で習った「自分が嫌がることは人にはしない」という名言は一切通用しませんよ。
誰もが学校で習った事なのに、大人社会(特に人気商売)に出たら
ほとんど誰も守ってませんよ。

それでも挫けず頑張って欲しいと本当に思っています。

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どうすれば漫画がうまく描けますか?という人は漫画家向きでは無い

2012年03月26日 18:13

お久しぶりの投稿です。
思いついたりしたらまた時々書きたいと思います。


最近気がついた事があります。
漫画家になりたい人には2種類あると言う事です。


・漫画が好きでたまらない。だから漫画家になる!

これが全てだと思っていました。思い込んでいました。
しかしもう一つ漫画家を目指す原動力があるタイプの人がいることに気づきました。

・漫画家になって認められたい。成功したい。モテたい!

こういうタイプの人は「どうすればもっと面白い漫画が描けますか?」とか
「どうすれば絵がうまくなりますか?」などという質問をよくするタイプかもしれません。
漫画が好きでたまらないタイプの人は、質問する前に自分で探しています。
質問するというのは自分の手を少しでも煩わせず「近道を探したい」と思っている人であり、
漫画好きと言うよりは成功を手にしたいタイプの人じゃないかと思います。





こちら「成功したい」タイプの人が決して漫画が嫌いというわけではありません。
子供の頃は必ず漫画を一度は読み、大体の子供が一度くらいは漫画家になりたいと思います。
大人になるにつれて色んな仕事を見て、大体の人は色んな夢に出会います。
しかし漫画以上の自分の人生を賭けたい仕事に出会わなかった人。
いや、出会い損ねたり見落としたりする人。
そんな人も漫画家を目指し始めます。


こういうタイプの人は
「漫画が描きたい」と言うことが漫画を描く原動力にはなりません。
「成功したい」と言うことが描く原動力となります。

だから成功しない事や巧く事が進まないことに苛立ちや絶望を感じやすい傾向にあります。







本当に「ただただ漫画が好き!描きたい!」という人は
雑誌社からのダメ出しやボツにも、落ち込みやすいことはあれど挫けません。
「好きだから描く」というわかりやすい一本道を進みます。
「山があるから登るんだ」と同じですね。(笑)
理屈なんて無い。好きだから続けるというただそれだけのわかりやすい原動力。
面白い作品を観たらついついマネして落書きを始めちゃう。
そんな人はまさにこのタイプの人でしょう。

こういう人は本当に強いです!
愚痴なども少ない傾向にあるかもしれません。
愚痴ってる暇があったら描きたい。描いたら不満の元も解消できるという姿勢が多いのではないかと思います。

ある意味『漫画バカ』ですね!(笑)



じゃあ「成功したい、認められたい、モテたい」派は漫画家になるのはあきらめた方が良いのでしょうか。






私はそうとも限らないと感じています。
「成功したい」というパワーは、たぶんどんなパワーよりも強いんじゃ無いかと。
ドロドロした野望的な、決して清々しいパワーではありませんが(笑)
それだけにこのモテたいパワーは恐ろしい底力を持っていると思います。
まさに『成功バカ』ではないかと。

ただ「漫画バカ」パワーに「成功バカ」パワーは
『漫画の舞台』ではなかなか敵いません。
漫画の舞台では漫画しか出来ない漫画バカは圧倒的です。
どんなに成功バカが「漫画バカより絵がうまくなりたい」と思っても根本が違います。

漫画バカは「ただ絵が巧くなりたい!」
成功バカは「絵が巧くなって → 他人を圧倒したい」

欲求が一段階違えば一途に絵ばかり描いてる漫画バカには敵いません。
漫画やイラストの『うまさ』では絶対に敵わないと思います。



そこで「成功バカ」が漫画バカに勝つ数少ない方法を考えたのですが、
売れる商品を作ると言うことがやはり最短の近道ではないかと思いました。

徹底的に読者層をリサーチし、今一番売れる物を勉強。
多少稚拙でも売れるものど真ん中を思いっきり描くんです。

でもこれってかなり恥ずかしい漫画に仕上がるんじゃないかと思います。
オリジナリティもなくどこかで見たような作品。
目の肥えた読者からは「恥ずかしげも無くよくやるな」とか
「美少女のエッチ描いてれば売れると思ってるだろ」とか
「天下一武道会やりだしたら露骨だよな」などと言われるような作品。
ハッキリ言って漫画家としてのプライドはズタズタになる可能性が高いです。




そんなプライドよりも「成功」の甘い蜜の方が美味しい!!!!



きっと成功バカはそう思うに違いありません。


目の肥えていないかなり割合の高い読者からは
水戸黄門的なそんなありきたりな心地よさは結構うけるのも事実です。

成功バカが漫画の世界で生き残るには
『プライドを捨てる』
これが重要な鍵になるんじゃないかと私は強く思っています!!
















あ、『成功バカ』だからって漫画家として劣っているというつもりは毛頭ありません。
成功したいパワーというのは人間としての根本的な欲求です。
だから成功バカが苦心して作り上げている漫画も私は大好きです☆


え、私ですか?

プライド捨て切れてませんよ。(笑)




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2012.4.10〜追記〜


色々御意見頂きました。ありがとうございます。
ごもっともな御意見で私も書きすぎたかもしれないところはお詫びします。
これに全員が当てはまるとは私も思っていません。
でもある程度はそういう傾向にあるなとは感じています。

バカなんて言葉を使っているので馬鹿にしているように見えるかもしれませんが
決して馬鹿にしているわけではなく
成功して漫画連載されている方々をとても尊敬しています!
天才型の漫画バカと努力型の成功バカで、
努力型はどうすれば最前線で戦えるのかを日々考えています。

そしてこれはこの記事に関したことではないですが
「向いてない」と言われて「はいそうですか」とあきらめる人は漫画家向きではないと思ってます。
天才型でも努力型でもそんな言葉に負けない人が生き残れると思います。
今まで見てきた地獄のような漫画の世界で(人によっては天国な人もいらっしゃいますが)
生き残るにはそのくらいの精神力は必要ではないかと感じています。

漫画家裏話 コメント: 6

「ジャンプとサンデーしか知らねっす、そんな雑誌あるんすか?」

2011年03月07日 10:21

■漫画家ウラ話■

ツイッターで話題になっているつぶやき。

「ジャンプとサンデーしか知らねっす、そんな雑誌あるんすか?」
漫画家志望者のつぶやき




私の昔の漫画アシスタント仲間にも居ました。(笑)
やっぱりどこにでも居ますよね!こういう人。

その言った彼は今はとてもマニアックな雑誌で漫画を描いています。
でもそんな彼は凄いと思いますよ。
ちゃんと大人になって漫画を描いて生活することの大変さを受け入れ、
自分の無茶な理想を捨てれたんですから。

中には自分の力の無さを嘆き漫画を辞めていく人も山ほど見てきました。
それほど山ほどです。エベレスト級の山ほど見てきました。



「ジャンプとサンデーしか知らねっす、そんな雑誌あるんすか?」 という漫画家志望者は
簡単に言えばまだ「子供」な人です。
漫画への勉強不足と、自分は凄いというプライドで天狗になっている子供ですよね☆
実力がある人ならこういうセリフもカッコいいかもしれませんが、
そもそも本当に実力がある人はこういう事は言いません。

例えるならプロ野球志願者で「巨人じゃなきゃ野球辞める」
「メジャー以外はつまらない」という選手。
ボクサーやプロレスで相手を格下と挑発する弱い選手でしょうか。
(これは冗談半分です)


なので「ジャンプとサンデーしか知らねっす、そんな雑誌あるんすか?」
というつぶやきを見ても、私はちょっと微笑ましく感じました。(^-^)
あ、突っ張ってるな〜と☆
現実を知って色んな事を学んでもなおそう言えたなら
それは心の強い信念を曲げない人ですので、その後もそのまま頑張って頂きたいです!
本当に!

漫画家裏話 コメント: 1

東京都の漫画ナンタラ規制

2010年12月15日 18:21

東京都の漫画ナンタラ規制(もう文字書くのもメンドイ)が可決。
私個人ではエロい漫画はほぼ描かないので関係ないと思いがちですが、
そんなことは全くなく過大解釈が怖いです。

言いたいことは山ほどありますが、ほとんどの人がわかっていることなので内容にはもう触れません。
というかほとんどの人がわかっている事を、偉い爺さん方々はわからないというのが情けない。
というか、爺さん、あんた作家だろ?(^-^;



取りあえずこれだけは。





大人は子供の時代を経て大人になるのに、
なんで大人になると子供の頃の気持ちをスッカリ忘れてしまうんでしょうか?

私は忘れないし忘れたくないです。
小さい頃ドキドキワクワクした事を。
柔らかいスポンジのような気持ち。
いつまでも持ち続けていたいです。

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TV「雑学王」にて漫画制作現場が放送されましたが

2010年11月24日 17:17

2010年11月22日のテレビ朝日系列で放送された「雑学王」という番組で、
ヤングジャンプの漫画家と編集部の裏側のお話をしているのを見ました。

バクマンから一般人にも漫画家の裏側に興味が向いたようですが、
漫画の裏側をイヤと言うほど見てきた私は何を言うんだろうなと興味深く見ていました。

連載をしても単行本が出ないと漫画家は赤字というところは嘘偽りのない事で
これはまあ最近なら誰もが知ってることかなと思われますね。



私が「ああ、これは良いように言ってるなあ」(苦笑い)と感じた所もあります。
それは「漫画家と担当は二人三脚」と言うところ。



私のこの「漫画家ウラ話」でも今までに語っていましたが、
確かに理想像は漫画家と担当が二人三脚です。
実際にそうしている作家さんもたくさんいらっしゃいます。これは否定しません。
間違いなく二人三脚で頑張ってらっしゃり、
あの担当さんじゃないと連載が続けられないという漫画家さんも見てきました。

ただ、圧倒的編集者有利、圧倒的漫画家有利な関係もたくさん見てきました。



編集者有利の場合、漫画家は担当の言うがままに描かされます。
漫画家も言いたいことがたくさんあるのですが聞いて貰えず、
「いいから私の言うとおりに描け」と言われます。
実際にこういう風に言われたという漫画家さんにも会いました。

確かに漫画家が若手の場合アラも多いのだろうと思いますが、
話を聞いて貰えず才能を信じて貰えず、絵を描くマシーン扱いされた漫画家は
もう、やる気も無くなりお金を稼ぐだけの機械になってしまいます。



逆に漫画家有利な場合もあります。
それは漫画家が大御所の場合。
誰もが知ってる大御所の漫画には編集者は口を出せなくなってしまいます。
確かに今までの名声があり漫画を描けばある程度売れるという余裕があるので
口を出す必要は無いのかもしれませんが、
そのせいで大御所が全然面白くない漫画を描いてしまったとしてもそのまま発行されてしまいます。

もう一つ理由があります。編集者がやる気がない場合です。
こちらの場合は漫画家が新人でも大御所でも関係ありません。
漫画のことをあまりわからない編集者が担当になればどんな漫画を描いても
「いいんじゃないですか」ばかりですべてスルーになってしまうことがあります。
主にマイナー系の漫画誌で聞く話です。




漫画編集者は基本的には一流大学を出て優良会社に就職してきたエリートな人が多いはずです。
そこに小さい頃から漫画一筋のような漫画家がやってきて
二人三脚でやっていこう!…というのも、なかなか難しい所があるように思えます。

ちょっと偏見が入っているのは認めます(笑)が、
有名漫画誌の編集者に漫画家を見下げるような方向性があるのは
私が今まで体験してきて感じています。
だからこそ、対等な立場で漫画家と編集者が二人三脚で進んでいけるような
漫画界になって欲しいと切に願わずにはいられません。

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漫画家は妄想の動物

2010年10月24日 01:30

私の漫画アシスタントの仕事場は、TVを付けながら仕事をしています。
そんなに見てはいませんがたまに流れるニュースなどが会話のネタになったりしますので。



いつもニュースで奇妙な事件などが流れると、仕事場のみんなで会話が始まります。
例えば地位もお金もある人がなぜこんな事件を起こしてしまったのか?など。
私以外の三名が個々に色々話し始めます。

「なんでだろ?おかしくね?」

「ありえませんよね。だいたい○○という職業はそんなことをしても意味がないし」

「じゃあたぶん××な理由とかあったんじゃね?」

「いやいやそれはありえないでしょう。そうではなくて△△だったんですよ」

こんな感じで。



3名の話は弾みます。
謎の事件の理由を追ってあれやこれやと色んな妄想が広がります。



でも…、
当然ですがニュースではその後、その理由を報道してるんですよね。(^-^;
問題の答えはTVで事細かに語られています。
でもそんな話は一切聞かず、漫画家の皆さんは喧々囂々と色んな妄想世界を語り合っています。

私だけは冷静にTVの報道を聞いています。
だって真実はこちらなのだから。
大体は妄想話が終わった後、私が「TVで言ってたよ」と真実を3名に伝えます。



でも、漫画家にとってそんな真実などはどうでも良いのかもしれません。
自分の中に広がる妄想の世界の方がずっと大事なんです。
それが漫画家と言う職業なのではないかと。
なんでも自分の世界に取り込み、広げ、世界を作り上げる。
いつでもそんなことを考えている人、それが漫画家という人なのかなと感じています。

私は冷静に情報を得ることに執着していて、まさに普通人という感じです。(^-^;

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漫画家になる人は頭のおかしい人

2010年10月14日 00:55

先日お友達の漫画家さんが語ってらっしゃいました。
そのお話が「全くその通り!」と思いまして、
こちらにも書かせて頂きます。


「私漫画家になろうかどうか迷っているんです。どうすればいいでしょうか」
という人は根本的に漫画家には向きません。

漫画家になる人は基本的に「頭がおかしいんです!」(笑)

そんな事が書かれている2つの文章を。

「頭がおかしい人が成功する」好きな仕事で食べられる人とは?
http://www.pixiv.net/news/topic_article.php?id=25452


そもそも夢は「諦める」という概念自体が欠如している
http://www.j1nn.com/archives/51731593.html




漫画家なり何か夢を叶える人は、
根本的に「夢が失敗する事を想像すらしない」ようなちょっと
頭がおかしい人なんですね。(笑)良い意味で。

「もしかしたら漫画家になれないかもしれない」と想像できる人というのは頭が正常すぎます。
普通人はリスクを考えて行動するもの。
そんなリスクなんて考えもせず「俺の実力なら成功するに決まってる!」と
周りも何も見えないでのめり込める人。
そんな人しか成功できない世界だと思います。

漫画家に限らず小説家や野球選手、タレントやアイドルなんかもこういう人たちがなってるんだと思います。
アイドルなんて可愛いカッコいいと言われますが、野望の塊だと言われていますよね。(笑)



私はいつもリスクを考えていました。
そういう意味では漫画家に向いていなかったし、普通の人過ぎたのかもしれません。
まあそんな私は私なりに、元巨人中日の川相選手のように
漫画界のバントの達人になりたいと思っています!(笑)



漫画家さんが自信家で、ネット上での物言いなども時々常識外れなことを言ってしまわれるのは
こういうある意味「頭がおかしい人」が成功されているからだと思います。

漫画家裏話 コメント: 1

新人作家を育てられない悩み

2010年09月27日 14:06

先日JCASTニュースでこのような記事がありました。
マンガ界ヒット作品復活ブーム 新人作家を育てられない悩み
http://www.j-cast.com/2010/09/21075916.html?p=all

「キャッツアイ」がリメイクされ「キャッツ愛」となって新連載を始めるそうですね。
確かに今リバイバルブームです。
少し前ならキン肉マンも奇面組も、もう色んな昔の漫画がリメイクされましたね。

でもそれは漫画に限らないと思います。

TVではドラゴンボールが改となって再放送ではなく新番組として放送。
ドラマは漫画原作ばかり。
映画はヒット作の2物が大ブームです。



言うまでもなくこれはヒット作の「ブランド力」に頼った戦略で、
一番ロスが少なく高確率で当てられるということがあるからでしょうね。
誰もが思いつき、誰でもやってみようと思う戦略です。

でもこんな事をしていたら新人作家が育たないのは当たり前なんですよね…。
私の以前のアシスタント先の先生も編集部から「ワンピースを描いてください」と指示されたくらいですから…。
「ワンピースみたいな作品を」ではなく「ワンピースを描いて」と言われましたからね。(^-^;
困ったものです…。
負のスパイラルにはもうスッカリはまってしまっていると思います。



新人の新しい才能を育てる土壌にないのが今の漫画界、映画界、ドラマ界ですが
そうなってしまったのは結局のところそういう二番煎じを求めるお客がいるからで、
お客である我々消費者が良い物を探して観ようという欲求が無く、
マスコミが言うものを観て、今までに見たことのある「2」物を観るのが
とにかく「」だからそうしている
というのが根本にあるんじゃないかと思っています。

新しい才能を探し、新しい作品を見つけ観ることに快感を得る人は
今やどちらかというとマニアと呼ばれたりしてませんか。
どこかで観たような映画
どこかで聴いたような楽曲
どこかで読んだようなドラマ
どこかでプレイしたようなゲーム
どこかで見たような美少女イラスト

どうしても制作者側もヒットした前作品をマネするようになってしまいます。



創作の第一歩は模写からです。
模写から自分の血肉にして自分の作品を作って行くので、模写やインスパイアは悪いことではないのですが、
今世間に出ている物は、血肉にする前のまだ模写の状態で発表している感があるように思えます。



育てることは時間が掛かりお金も掛かることだと思います。
それを省きたい。
制作者側も「」をしたいんだと思います。

楽して面白いもの見たい!
楽して有名人になりたい!
楽して儲けたい!

「楽したい!」のスパイラル
なんだと思います。



今スローライフや農業が見直されています。
じっくり制作して、じっくりと味のある物を作る。
漫画や映画などの作品も、そろそろそう言う時代に戻りませんか?戻った方が良いような気もします。
全部が全部やらなくても良いと思います。
ファストフードとスローフードのように棲み分けて、
ファスト作品とスロー作品のように棲み分けられないでしょうか。

クリエイター側はできるなら自分のオリジナリティーを出したいと思っているはずです。
私も全然出来ていませんが理想はオリジナリティー溢れる作品が描きたいです。

消費者もマスコミの言いなりにならないでじっくり良い物を探して楽しむブームが来ませんかね。
希望です。(^-^;

発注者側も二番煎じではなく新しい物を求めて、
逆にそれで一大ブームを作ってやろうと思うのはいかがでしょうか。




消費者、クリエイター、発注会社を巻き込んで
みんながそんな方向に目を向ける社会になっていって欲しいなと思います!

漫画家裏話 コメント: 2

お笑いや漫画の人気とは

2010年07月28日 21:11

最近TVでのお笑いバブルがやっと一段落し始めていますね。(^-^;
あのバブルはバブルで私は楽しんでみていましたら、はじけてしまうとチョット寂しい気もします。


ところで私の大好きなナインティナインの岡村隆史さんが休業しています。
岡村さんには私は勝手に親近感を持って応援しています!
なんかマジメで不器用で女性に臆病という人間らしさがとても良くわかるのです!(笑)

それでネットでの岡村さん休業についての評判を読んでみたのですが、
かなりみんな心配して応援している感じに見えました。
岡村さん愛されてるな〜☆と、ファンの1人として嬉しく読んでいました。



しかし岡村さんを「面白くない」とバッサリ切り捨てる人がいるのも私はあちこちで見ました。
面白くない理由は「動きだけ」「顔芸だけ」「すぐ芸人のギャグをパクる」「自分の持ちギャグがない」など。
なるほど、言われてみれば確かにそうは言えるかも知れません。
練りに練ったコントなどはしませんので「漫才、コント職人」ではありませんね。
そして「ゴチになります」などの番組での発言を聞いていても、
冷静に聞いたら極普通のことを変な言い方で言っているだけということも多々あります。(笑)

でも私は…そしてかなり多くの人が岡村さんの面白さを支持しています!(^-^)ノ



やはりこれは「岡村さんの人柄」がもの凄く大切なんだろうなと最近感じました。
全く同じ動きをしても、全く同じ事を話しても、岡村さんが言うと面白い!
類似芸人(笑)のキン○コングの人よりも岡村さんを支持する人が多いのは
岡村さんが言うから!岡村さんじゃないとこの言葉は面白く聞こえないから!
と言うところがあるんだろうなと思います。

と言うことはやっぱり
芸の面白さ<人柄
ということも、多かれ少なかれ重要なんじゃないかと感じたんです。
芸さえ磨けば人柄なんてどうでも良いという事ではないと思うんです。
あ、もちろん岡村さんの芸が悪いと言っているつもりは毛頭ありませんよ!
あの芸にプラス人柄で、大人気に繋がっているんだと思います!


例えば、キン○コングの2人とも。(笑)
例えば、東京03を恫喝した人。
例えば、あだ名おしゃべりクソ野郎。
皆さん大成功している人なので別にどうでもいいんですが(^-^;
でもネット界ではかなり嫌われている人たちじゃないかと思います。
でも話芸などは達人!
面白いことを言わせたら超一流の人たち。それこそ岡村さんよりも話芸は上の人も多いでしょう。
でも好かれているのは岡村さんです。
その結果芸能界の立場では、少なくとも東京03を恫喝した人以外よりは上の地位に君臨していますよね!





そして、私の本分の漫画なんですが、
漫画のキャラクターもかなりそれが重要だと思います。

どんなに面白いストーリーでも、主人公が感情移入できないいけ好かない野郎だったりしたら
どうしても面白く感じません。
逆にストーリーは陳腐なものでも、キャラクターが魅力的だとグイグイ引き込まれます。
芸人さんの人柄と同じ事が言えると思うんです。
漫画に関しても
ストーリー<キャラ
という図式は当てはまってしまいます。
それは持ち込みに言ったら編集者にも口を酢酸っぱくして言われますよ。



ただこれは「娯楽」や「笑い」を提供する「気軽」感が売りのメディアである
お笑いや漫画に当てはまりがちなこと。
小説や映画だとまたそうではないでしょう。ストーリーや演出の方が重要だったりするでしょうし。

それにどっちが重要という考え方も、
今回自分で書いておいてなんですがナンセンスだとわかっています。(^-^;
どっちも重要です!
どっちもうまくできるに越したことはありません!

なので漫画の世界も、キャラだけではなくストーリーも重視して、
そして岡村さんも復帰したらより一層の面白芸を見せて頂けることを期待して、
これからも楽しんでいきたいと思いました。
そして私も頑張ろうと思いました。

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編集部に反旗を翻した漫画家

2010年06月27日 05:01

インターネット時代になってからしばらく時が過ぎ、
今有名漫画家さんたちが御自分の編集部から受けている待遇の酷さをネット上で告発されることも少なくなくなっていますね。

この種の漫画家の裏話記事を読んでらっしゃる方々なら、大物漫画家さんたちがどなたなのかはわざわざこちらに書かなくてもわかるとおもいます。
漫画家さん達が訴えている状況はまさしく私がこちらのブログで書いてきた物と同じで、何一つ誇張はないと言えます。私もこの目と耳と体験で実感してきました。
大物漫画家になってもあのような酷い待遇を受けているのです。新人作家や中堅作家がどんな待遇なのかは容易に想像が出来るかと思います。


一言で書き表すととにかく「適当」なんです。

ほとんどが「口約束」で成り立っている世界です。
だから適当に約束は破るし、預けた原稿を適当に無くしたりされます。
社会人がする「仕事」とは思えない状況なのは確かです。間違いありません。



そしてその現実を暴露し、猛然と今の漫画出版業界に喧嘩を売る漫画家先生には頭が下がります。
間違ったことは何一つ無く、本当に頑張って欲しいと私も私の漫画仲間達も応援しています。




しかし


本当に残念なのは、出版社に喧嘩を売っている漫画家さんが「個人」でしかないのです。

漫画家という仕事は「芸術家」的才能が溢れる人がなる事が多い職業です。
芸術家は全員ではありませんが、少し一般常識人から外れる人が多いように感じます。変人…といいましょうか。(^-^; 変わった人が多いのは事実です。あの手塚治虫大先生を見てもわかると思います。かなり変わった人でしたよね。

今回漫画出版社を相手に戦っている漫画家さんも、言っていることは全て正しいのですが、その発言がどうしても「ヒステリー」チックに聞こえるのです。



「ムキー!!(*`Д´)ノ 許さん!ムカツク!編集訴えるぞ−!!」
と言う感じ。この後に
「いや私は冷静ですよ。いやホント。ほらね冷静でしょ……。ムキー!(*`Д´)ノ」
てな感じでフォローがあったりするのですが、そのフォローも少し空回り気味になってしまいます。



これがもう少し大人の冷静な対応で、初めから最後まで理路整然と漫画編集部を訴えることができれば、おのずと漫画家仲間からの賛同を得ることが出来、後押しや仲間の輪が増えていくと思います。
ただどうしてもヒステリーに見えるので、その人についていこうという人が現れません。
だから編集部相手に戦っているのは漫画家「個人」でしかなくなってしまいます。
何人か編集部相手に戦ってらっしゃる先生方がいらっしゃいますが、そのほとんどが「個人」で編集部と対している形で終わっています。
これではなかなか漫画家の待遇を変えるというところまでは行けません。
だって編集部からしたら「あのうるさい漫画家さえ何とかすれば、後の奴らには今まで通りで」ってなりますからね。




今ネット時代。
紙の漫画誌自体もピンチな時代です。

漫画家も今一致団結して編集部と対すれば、漫画家の待遇が変わるチャンスもあるかもしれません。
しかし一致団結できません。
この辺が「芸術家」肌の漫画家。
個人個人の主張は強いのですが、団結となるとなかなか難しいようです。


でもだからこそ、今戦ってらっしゃる漫画家さんには頑張って頂きたいと思っています!
私のような者ではこのブログに現状を書くことぐらいしかできませんが、陰ながら応援しております。

漫画家裏話 コメント: 1

飲み会で漫画の編集者さんと会いました2

2010年04月10日 20:03

さて前回、編集者さんに初対面でいきなり突然キツいことを言われた出来事を書きましたが、
今回はその続きです。


有名編集者さんと出会った飲み会はネット上のオフ会で、極普通の仕事をしている人たちが集まる場所。
普通のOLさんやサラリーマンさん達がたくさん居ます。

編集者さんは「なぜネット上でハンドルネームで名乗るのか」という話題を始めました。
OLさんが本名を名乗らずハンドルネームで対応したことに、その編集者さんは違和感を感じたらしいです。

「なぜあなたは本名を言わないの?」
OLさんは「いや、ネットでは何があるかわからないので、できるだけ個人情報は出さないためです」
と至極当然の受け答えをしました。
編集者さんは「おかしい。俺は個人情報を出しても平気だ」と食ってかかります。

なんかOLさんが微妙な表情を浮かべていたので私も助け船を出しました。
「最近は物騒じゃないですか。ネットはまだ法律とかもしっかり決まっていないし。
女性は特に危険が多いのでハンドルネームを使うのも当然じゃないですか?」と。

編集さんは折れません。
「いいや、おかしい。俺は本名を出しても平気だ。
俺は2ちゃんねるで名指しでダメ編集者だと書き込まれることもあるが、なんてことない。
個人情報が割れても、妻や子供も含めて守りきる自信がある!」
と自分がいかに凄い人間なのかとアピールを始めました。
それでOLさん(たぶん独身)が本名を言わないことを避難し続けます。

私もその場を納めることが出来ないと察知し、OLさんをさり気なく別の席に移動させました。
いかにさり気なくするかが難しかったです。(笑)




そういうわけで、今回こんな困った人に出会ったのですが、
その人が偶然にも有名漫画誌の編集者さんだったというだけのことかもしれません。

ただ今まで私が仕事で出会ってきた『悪い漫画編集者像』とあまりにもピッタリなんです。(^-^;
悲しいほどに…。

そしてこの日の経験でまた私に
「ああ、やっぱり(悪い)編集者はこういう性格なんだな…」
「本当に漫画家と(悪い)編集者が対等な立場で仕事し合える日は来るんだろうか…」
と絶望感が残ってしまいました。
もちろんその後「いやいやそんなことはない!素晴らしい編集者さんもいるんだから!」
と考え直しましたが、こういう性格の人が多いことは確かです。


この日出会った人は編集者がどうのと言うより、人間として少し困った人でした。
自信は大切なことですが、エリートアピールは他人から見て格好いいものではありません。
それは漫画家もそうです。
大ヒット作家になったからと言って「俺が売れるのは当然、ダメな奴の気持ちはわからん」
などの態度は本当に格好悪いと思います。

人間として気をつけましょう!

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飲み会で漫画の編集者さんと会いました

2010年03月30日 12:28

こちらのブログで何度も書いていきました、漫画家と編集者さんの歪な関係。
私の知り合いの漫画家さんとアシスタントは、
この圧倒的な編集者上位の関係に疑問と憤りを感じています。
しかし希に聞く、勉強熱心で漫画家のモチベーションを上げる事が
とても上手な編集者さんの話を聞くと、
みんながみんな編集者さんが良くない対応を取っているとは言えません。
いえ、逆にそんな「本当のプロフェッショナルな編集者」の皆様には
私のこの問題定義の書き込みは申し訳ない内容となっていることをお詫びしたいと思います。

しかし残念ながら「人間としてどうなんだ?」という態度を取る編集者さんがかなり多いと
会うたびに感じてしまうのです。
先日、漫画は一切関係のない飲み会の席で
偶然に漫画の編集者さんと出会うことがありました。



その飲み会は色んな職業、年齢の人が集まった、楽しいイベントでした。


初めて会う方々も多い飲み会の席なので、皆さんの出身地や職業などを聞いている中、
私も漫画を描いていることと今はアシスタントの身だという事を話すことになりました。
その時に隣の席に座っていたのが某有名出版社の有名漫画雑誌の編集者と名乗る人でした。

私はこのブログで書いているとおり、編集者という職業には少し斜めな見方をしていますが、
決して編集者だからと人間を斜めに見ているわけではありません。
有名漫画誌の編集者だからと言ってすぐに嫌いな人とは思いませんし、
そんな漫画に関係のない飲み会の席で漫画の深い話をしようとも思っていません。

しかしその編集者が私に言った第一声が耳を疑うものでした。



「へえ!君漫画家なの?俺○○の編集やってるんだよ。
そうそう、新人でイマイチの漫画家と中堅でソコソコの漫画家が居たら、新人を採るよねー」



は?(゚Д゚;)



なんですか?
まだ自己紹介もソコソコにしかしてないような知らない人に、
いきなりの第一声が私批判なんですか???(゚Д゚;)


確かに私はそこそこアシスタントをしているソコソコな中堅作家かもしれません。
そして事実、イマイチの新人とソコソコの中堅が居たら、
将来を見据えて新人を採る編集も多いでしょう。
それは私も当然わかっているつもりです。

でも私はあなたが有名漫画誌の編集だからと言って「私を雇ってくださいよ〜」などと言う
素振りの1つもしていませんしするつもりもありません。
その飲み会はそういう席ではありませんので。
というか、今編集者と聞いたばかりなのでそんな隙もありません。


しかし私がそう媚びてくるだろうと考えたのか、第一声が私をガッカリさせる一言でした。
知らない人間に最初に言う言葉がそう言う言葉になるという選択肢が私は信じられません。
これは漫画家と編集者というより、人間としてどうなんだろう?と本当に残念に思いました。




この話はまだ続きがあります…。
私だけではなくその場に居た漫画に関係のない人たちまで困ることになるお話は
次回のブログに書こうと思います。



※今回書いている困った編集者は「編集という仕事をしている人」が悪いという意味ではなく
 その人だけが困った人だったのかもしれません。
 ただ今までのこのブログで語ってきた話の流れで、
 今後の漫画家と編集者の関係問題として話に出る典型的な困った編集者
 そのものだったので、話として出してみました。

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2次元児童ポルノ規制?フザケンナ!

2010年03月15日 20:34

漫画の仕事に関わっている人間としてとても黙ってられる状況ではないので
あえてキツい言葉で書かせていただきます。

政治家フザケンナ!!(*`Д´)ノ


ちばてつや氏ら、都の過激性描写規制に抗議
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/100315/trd1003150712002-n1.htm


政府が漫画のエッチな表現にも規制をかけようとしているのです。
正直こんなにアホな法律は滅多にありません。
まさに表現の自由の侵害。頭がおかしい人の考えでしかありません!!(*`Д´)ノ



ふぃ〜ε-(´▽`)ホッ
思いっきり毒づいてみました。(笑)
落ち着いて書きますが、
エッチな表現は絵も規制するという法律を政治家は通そうとしているのです。
これが通ればもうワカメちゃんのパンツもしずかちゃんの入浴シーンも全部違法。



規制じゃなく、見る人の教育が大事なんだろ!ってなんでわからんのですか?!(゚Д゚;)
エッチな絵の影響を受けて実世界で犯罪しちゃうのは、
そのバカの教育がなってないだけでしょ!規制で何とかなる事じゃないでしょ!
規制じゃなくそのバカ野郎達にちゃんと
「これは漫画だよ。現実ではやっちゃダメなんだよ!」
と教えることが大事なんでしょ!

お笑いの自主規制だってそうです。
罰ゲームで叩かれるのがイジメの助長とか言いますが、
その前に、そのずっと前に、
「これはテレビなんだよ。お笑いなんだよ。現実ではやっちゃダメ。人には優しくしなさい」
と教えることが大事なんじゃないですか?



確かに中には過激すぎる作品もあるかもしれません。
そういうのはちゃんと18禁で売ればいいじゃないですか。
こんな法律通したら、作家も出版社も怖がって、
ほんの少しのことすらも「もしや引っかかるのではないか?」と勘ぐって
描けなくなってしまいます。


日本は今世界的に見ても不利な状況に陥っています。
得意だった液晶テレビなどの精密機器も韓国などに追い抜かれ、
トヨタもアメリカで猛バッシングをされています。
子供の学力も落ち気味。
でも!
日本にはジャパニメーションがある!!
この誇れる文化がある!
それさえも、日本人自らの手で衰退させる気ですか?!

ほんっと、ほんとーに、もうバカらしくて話にならない法律です。
もう怒るのもバカバカしい…。
なんでこんな事で怒らなければならないのか、それが情けないです…。



とまあ、
一介のクリエイターの1人として一応興奮してみましたが、
ちばてつや大先生方々がこんなバカ法律を通す訳がありません。
絶対大丈夫なはずです!(゚∀゚)

大先生方々、よろしくお願いします!

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漫画家と小説家

2010年02月04日 23:25

ある小説家がテレビ番組で
「読者のために執筆頑張るとよく聞くが、人のためではなく自分のために書くという姿勢じゃないとあんな大変な作業はできない」「自分の作品が大好き」
と言っていました。

この話を聞いていてああ〜うらやましいなと思いました。(^-^;



ハッキリ書きますと、漫画家は「自分のため」に漫画を描く事は出来ません。

正確には99%できません。
1%くらいの漫画家だけは好き勝って描ける人が居ます。
その人は自分が描きたいものが世間が欲しているものだから描けている人です。
(ワンピースの尾田栄一郎先生はその1%に入っているんじゃないかとと思われる噂を良く聞きます。)



これから漫画家を目指す方々にこういう事を聞かせるのはあまり良くないのかもしれませんが、
厳しいと言うことを知った上で漫画界に入れば心の準備も出来やすいのかと思いますので
あえて書かせて頂きます。

漫画家は本当に自分の好きなものなんて描けやしません。
読者が喜ぶもの。イコール漫画編集者にウケが良いもの。
これしか描けません。

上記したようにまれに自分が描きたいように描いて軌道に乗る人も居ます。
でもそんな人は1%以下。
それに第一作は好きなように描けても第二作目はそうは行きません。
(例えるならYAWARA!が売れた後のHAPPY!のような…。これは私の想像ですが。(^-^;)



小説家は「芸術家」なんです。
自分の好きなものを描き、1作品に時間をかけ徹底的に追求して描ける。
映画を作っている監督のようなものです。

それに対して漫画家は「サラリーマン」。
一見絵を描いているので芸術家に見られがちですが、実際は
世間に受けるものを、編集者(上司)から命令され、期限を最優先に間に合わせる。これが漫画家の実態です。

そんなガンジガラメの作品の中に、ほんの少しでも自分の魂をぶつけれる場所を見つける…。
そういう作業ができないと漫画家は続けられません。



これはもう、漫画家が人気商売である限りなかなか避けようがない事なのかもしれません。
ほら、TVタレントやアイドルもそうじゃないですか。
好きに歌ったり好きに演じたり出来る訳じゃなくて、嘘のキャラクターを演じたり
やりたくない水着グラビアをやったり…。
世間にウケるためだけに上司の命令を受け、試行錯誤してやってらっしゃると思います。

漫画家は小説家よりも芸能人に近いのかもしれません…。


(今回の「小説家」とは直木賞などの一般的な小説家を指しています。)
(ライトノベル作家さんなどは漫画家と同じではないかと思っています。)

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蟹工船とアシスタントの仕事場

2009年12月05日 23:09

私の昔行っていたアシスタントの仕事場がとてもキツいところだったというお話は
何度かこちらで書いていると思います。


私は読んだことがないのですが、
先日小説「蟹工船」のストーリーと意味を説明した番組を見ました。

〜とても酷い上司の下、蟹工船で働く人たち。
 ある人に教えられ反乱を起こすも団結力が無くリーダーが抑えられて失敗。
 しかしもう一度、リーダーを作らずみんなで団結し反乱を起こし成功。
 適正な仕事環境を勝ち取る。〜

そんな感じでしょうか?
TVで見た説明だけなので合っているのかどうか分かりませんが。(^-^;



その話を聞いて、昔の漫画家アシスタントの仕事場の事を思い出しました。

その仕事場は余りに先生の態度が酷く、
何度も私たちアシスタントは反乱を起こしました。そう、何度もです。
もう起こさざるを得ないほどに心身共に締め付けられていました。
反乱とは「先生…もう無理です!
もう少し仕事時間の余裕や睡眠時間をとって貰わないと私たち倒れてしまいます!」
とアシスタント全員で嘆願する事でした。

その後1週間は先生も少し考えてくれるのですが、1週間坊主で…。(^-^;
すぐに元のキツい仕事場に戻っていました。

辞めればいいじゃないかと思われると思いますが、
田舎から出てきた世間知らずの漫画家の夢を見る若者には
最初に先生が「この仕事場を辞めるようでは漫画家には絶対になれない!」
と刷り込みのように何度も強く言われていたのが強烈に印象に残り
辞めるに辞めれない恐怖があったのです。


それで話を戻しますと、その反乱を起こすときでした。
いつも通りアシスタントは徹夜気味で仕事中、
先生はゆっくり寝て起きてきた時、
アシスタントみんなが仕事をしないで皆腕組みやうつむいたりして
反乱の覚悟を決めています。
そして代表のアシスタントが言うんです「先生もう無理です!いい加減にしてください!」

そう言った後の先生の最初の一言を思い出したんです。
ハッキリと。

「誰が首謀者だ?お前か?」

と。

この反乱を起こそうと言い出したリーダーは誰なのかをまず聞くんです。
そしてそのリーダーを叱って抑え込む事でアシスタント全員を抑え込もうとするんです…。


そう!!
蟹工船の悪い上司と全く同じ戦法なんですよ!(゚Д゚;)
先生は頭が良い人だったので、部下の掌握術を蟹工船から学んでいたのでしょうか。
もしそうじゃないとしても、この戦術を本能でやっていたなら恐ろしいです。

そもそも始めに一発強く洗脳をかまして言い返せない状況を作ったり
辛くなると少し良い食事を取らす事でまた文句が言いにくい状況を作ったりと
色々な事やタイミングが実に見事でした…。

あえて汚い言葉で書かせて貰うと
「超一流のずる賢さ」であり「大物ではなく小物悪党の親玉」
という印象だったと今は感じています。



今はインターネットで色々な情報を交換できたりするので
こんなキツい漫画の仕事場は減っていると思います。
しかしもしこんな仕事場が今もあり、
先生が「首謀者は誰だ?」なんて聞いてきたら
それは蟹工船戦法ですので(笑)お気を付けください!(^-^;

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美少年美少女を描けないタイプの作家がマンガで食っていくことができなくなる

2009年11月08日 22:47

最近読んだサイトで
サンデー作家「キモヲタ・腐女子に媚びたキャラやエロ・パロが描けないと食っていけなくなる」
というものを見ました。
http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51523914.html


これは私も前々から気になっていることでした。
でもプロの作家さんもこう思っていらっしゃるのなら、
やはりそういう流れに傾いているのかなと感じます。

漫画という媒体自体がかなり縮小傾向にあるのは事実ですよね。
原因は若い人たちの遊びが多種多様に増えたこと。
昔は子供がお小遣いで買うものは「漫画」と決まっているような状態でしたが、
ゲームが出てきて、
インターネットが出てきて、
何と言っても携帯電話がトドメを刺しました。(^-^;

あまり漫画に興味が湧かなくなった若い人に振り向いて貰うためには
衝撃的な内容(恋人が死ぬとか)や
TVなどで有名(ドラマとコラボとか)という
わかりやすい物を描かなければならなくなりました。
あまり書きたくない言葉なのですが、あえて汚い言葉で書くと
「バカにもわかるように手取り足取り、そして衝撃的」な作品です。

これが見事に漫画を衰退させました…。(-_-)
でももう引き返せないのかもしれません…。



そしてもう一方の漫画の生き残りかたが「漫画マニアに売る」という方法ですよね。
オタク市場はかなり大きいのでこれを狙うのはとても合点がいく方法です!
ただ、オタク&腐女子=美少女&美少年エロ
に偏りすぎました…。
どのマニア向け漫画を見てもほぼ同じ。
美少女と美少年がエロいことを繰り広げています。(^-^;
週刊ジャンプですら美少年の巣窟に!!(゚Д゚;)
でも売れるから止められません。
止めれないからドンドン増えます。

そして美少年少女エロ漫画が増えると、その波の中から頭1つ出てくるために
何か特徴を出さなければならなくなります。
それが大体の場合
よりエロく!
という方向に行ってしまいます。


ウルトラセブン風に書くと「血を吐きながら続ける悲しいマラソン」ですね。(笑)



そうわかっている私が同人誌で描いている漫画も少しエッチなシーンがあります。
まあ私も何だかんだ言いますが好きなのは間違いないですしね。(笑)
ただ、その本を編集者に見せる機会があったのですが、
頂いたアドバイスは「もっとエッチにしてください。もっと画面いっぱいにパンツを描きましょう」
と言われました。(^-^;

やはり「もっとエロく」はこれからの漫画には欠かせない事なのか…と
これからの方向性がわかることで嬉しい反面、
ここからは逃れられない「さだめ」なんだなと覚悟を決める思いでした。



というわけで今後も漫画の方向性は
「バカ向け」か
「美少年少女好き向け」
になってしまうのかもしれません。

でももちろんそれだけじゃない漫画もたくさんあります!
一見ただのバカ向けに見えても実は深かったり、
一見美少年少女エロだけの漫画に見えても実はキャラが生きていたり。
漫画家も何とかこの衰退の流れに抵抗しようと描いていくと思います!!!

そう言う漫画をこれからも読んでいきたいです!
そして出来ることなら自分も描けるようになりたい!と思います〜。(^-^)ノ

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人気漫画家にはたいていブレインがいるの?

2009年10月08日 23:08

こんばんわ!
ちょっと前ですがこんな記事を見かけました。

漫画業界の裏!人気漫画家には “たいてい” ブレインがいる
http://getnews.jp/archives/21114

私が漫画家アシスタント生活で見聞きしてきた中では、
確かにブレインは居ると聞きました。
原作者と記名されていなくても、
かなり大きく作品に関わっている編集者が居ると聞いたことがあります。
それで漫画が大ヒットしていたら、まさしく影のスーパー作家ですね!

でも若手漫画家なので逆に編集の言いなりに描かされ、全く鳴かず飛ばずだった漫画
というのも数多く聞いています。
というか失敗した数の方が圧倒的に多いと思います。
ただだから編集者(=ブレイン)が悪いとは言い切れません。
この世に生まれてくる漫画の半分以上は失敗して消えていくのですから。
ただ立場の弱い若手漫画家は大赤字を残し切り捨てられることもあります…。
この辺のサポートは、言いなりに描かせた編集者にはしっかり取って欲しいところです。



私が聞いた話では、某有名なドラマ化にもなった週刊漫画が
ブレインの編集者が5〜6人ついており、
そのブレインズが編集会議で毎週のネタを捻り出していたと聞きました。
元々原作者も付いている漫画ですが、編集のブレインもいるなら
かなりの大人数が1つの漫画に関わっていることになりますね。
そしてTVドラマにもなるわけですから、もうこれは1人の漫画家が描いた漫画
というレベルではなく、億のお金が動く一大プロジェクトです!!
メンバー誰もが失敗できません。
これはこれで一度始まったら荷が重くて大変な仕事だと思います。


漫画家は映画を作る作業である、監督、脚本、カメラ、俳優などを全部1人でやる仕事です。
それだけじゃなく営業やプロデュースなども自分の仕事です。
人見知りだから絵だけ描いてれば良いというものではありません。
そんなことを毎週、毎月作り続けるなんて、正直なところかなり無理のある仕事だと思うんです。
だから原作と作画が分かれるというのは、とても理に適ったシステムだと思います。
またそれを編集者が担うというのも良いシステムだと思います。

俺の漫画に口を出すな!という自信家の漫画家さんもいらっしゃいますが、
やはりひとりでやって行くには絶対に限界が来ます。
ブレインが居ることは悪い事ではなく、とても良いシステムだと私は思います!

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最近の漫画業界ニュース

2009年10月03日 09:23

おひさしぶりです!
風邪をこじらせたり、治ったら楽天イーグルスの応援に仙台まで旅行に行ったりで
最近ご無沙汰しておりました。(^-^;

ここしばらくにネットで見た漫画界でのニュースや噂をまとめてみました。
またこの記事をネタに自分の経験を踏まえてブログ書きたいと思います。(笑)
私の知り合い漫画家ネタも色々あるのですが、
相手がいることなのでネタ選びが難しくて…。(^-^;



漫画家にはたいていブレインがいる
http://getnews.jp/archives/21114

漫画家はネットでの意見を見るべきか
http://plaza.rakuten.co.jp/fantag/diary/200909070000/

酷すぎる漫画家の原稿料やアシスタントの待遇
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090803_comic/

週刊少年漫画は休載が多すぎる
http://maniaxz.blog99.fc2.com/blog-entry-3107.html

ギャグ漫画家はたいてい頭がおかしくなる
http://maniaxz.blog99.fc2.com/blog-entry-3177.html

今漫画界は崩壊寸前?
http://www.cyzo.com/2009/06/post_2079.html

2009年少年青年コミック誌発行部数
http://www.garbagenews.net/archives/968898.html

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品川庄司の品川さんが嫌われる理由

2009年08月31日 02:55

お笑い芸人の品川庄司の品川祐さんは結構嫌われています。(^-^;
今回はそのことについてチョット考えてみたいと思いました。
悪口のつもりではありませんが、
気分が良くない人は読まないで引っ返してください。


品川ブログなどではアクセスも多く有名で、色んな所に出てくる芸人さん。
努力家でブログでは好感度も高く、
なぜ嫌われているのかわからないと言う人も多いみたいです。
でも実際かなり嫌われているようで。(^-^;
検索などかけてみたら意見が真っ二つに分かれているのがわかると思います。
(yahoo知恵袋でも話題になっています)

私は好きでも嫌いでもありません。
ひな壇での品川さんのトークはかなりの技で、品川さんが居ると居ないとでは
バラエティ番組の盛り上がりが変わってきます。
お笑い好きの私から見ても面白い芸人さんだと思います。

でも確かに、なんか「いけ好かない」感じが漂うのも感じています。(笑)
なぜ嫌われるのか。
私なりに考えてみました。



「いっちょかみ」であるところ。

ブログが流行ったらブログをやる。
筋肉が流行ったら筋肉を鍛える。
歌が上手い芸人が流行ったらボイスレッスン。
雑学が流行ったら雑学勉強。
男の料理が流行ったら料理本。
家電芸人が流行ったら家電知識披露。
ガンダムが流行ったらガンダム芸人。ナルト大好き芸人。
芸人の小説が流行ったら小説を出し。
芸人の映画が流行ったら映画監督。

(…書き出して私自身も驚きました。(笑)こんなに後追いしてるんだと。)


凄い努力です。
でも「全部他人の敷いたレール」で「全部中途半端」なんです。
典型的な「器用貧乏」さんだと思います。

そこそここなせています。結構面白かったり上手かったりします。
でも本職には到底敵いません。
ただ芸人さんなのでまあそれでも良いと思うんですよ。




しかし、ここからが品川さんが嫌われる理由が見える所だと思うんです。


「中途半端なのに威張って見える」


御本人の性分なのかもしれませんんが、
勉強した芸を披露している時、披露後「凄い」と誉められる時、
必ず上から目線で受け答えするんです。

さも自分が開拓者であろう態度で接します。
威張っている…と言ったら語弊があるかもしれません。
クールな顔で「当然ですよ」という姿勢なんですよね。
映画監督なら「まあ監督ですからね。当然やりますよ」的な。


女性はそれでも問題ないかもしれません。
しかし男性は、本当に実力があると認められない人から上から目線で来られると
とてもイラッとしますよね。
勝敗にこだわる男という性だからかもしれません。
「尊敬できない仕事の上司が嫌い」というのと同じ感覚です。

イチローや北野武クラスの極めた人が言うことは真実味があります。
同性である男もナルホドと心底納得します。
野球の中日落合監督なんか、かなりイラッとする喋り方をしますが(笑)
実力がありますので納得できるところも多々あります。
でも何もかもが中途半端で、ブームに乗ることを優先している品川さんに
そういう尊敬の念を持つことができないのではないかと思うんです。



本当にもったいない!!(>_<)
あれだけの才能があるなら、何か1つのことに集中し没頭すれば
もしかしたら本職に負けない物が作れるんじゃないかと思います。
でも中途半端ですぐやめて、次のブームを待っているという姿勢では…。

あの「いっちょかみ」が「ひな壇芸人」という便利屋が生き残るべき道だと
品川さんは開眼したのかもしれませんが、私はもったいなく感じます。
嫌われてしまっていては元も子もない…。
色んな事をしても嫌われてしまっていては、TVに出る芸人さんとしてかなりのマイナスです。

いっそのこと、最近芸人仲間からの突っ込みでそういう流れになりつつある
「調子に乗って嫌われてる芸人」を極めるのも良いのかもしれません。
それならそれで、簡易的な悪役としてバラエティでかなりうけそうな気がします。(笑)



お笑い好きな私としましては、今後も品川さんの活躍を本当に楽しみにしています!
でも私の楽しみにしている活躍は「お笑いの場」で。

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漫画家&アシは食わず嫌い?

2009年07月30日 23:12

今日も3人のアシスタント仲間の携帯に電話しましたが
いつものように誰も出ませんでした。
こんばんわ。


漫画家&アシスタントにありがちな人というテーマで
前回「携帯電話をもたない?」というのを書きましたが、
今回は「食わず嫌い?」という所を探ってみます。
今回も私の周りの仲間にありがちな傾向というだけで、
漫画家&アシスタントが皆そういうわけではありません。
冗談半分で読んで頂ければ嬉しいです!



私の知り合いの漫画家さん&漫画家アシスタントさんは
やたらと食わず嫌いの人が多かったです。

食事は醤油味、塩味、ソース味以外は口も付けずに要らないと言います。
ムリヤリ「美味しいから」と味噌味や豆板醤味などのものを食べさせても
もう初めからイヤイヤ食べてるので、一口で突き返されたりします。(^-^;

これは文字通り「食わず」嫌いですが、全般的に「新しい物嫌い」な傾向があるように感じました。

・携帯電話を持たない人。
・いまだに頑なにインターネットをしない人。
・知らない街に買い物や旅行に行きたくない人。
・こっちの方が安いよと言っても、面倒だからと高い金額を払い続ける人。
・使ったことのない交通機関には頑として乗ろうとしない人。

自分が今までに経験したことの無い物になるべく触れたくないという人が多かったです。(笑)

しかも漫画ばっかり描いている人たちですから、
今までに経験している事ってそんなに多くないんですよね。
その少ない世界から出たくないとのことで、
とにかく行動範囲が狭くなってしまっているようでした。(^-^;



でもこれにも大きな理由があるようです。

漫画を描くという事はとてつもなく心身共に力を使います。
年がら年中、頭の中は漫画のアイデア。手は絵を描き続ける人も少なくありません。
となると、自分が知らない新しいことを、今から改めて覚えるという作業が億劫らしいのです。

頭は漫画に使っていたい。
新しいインターネットの接続方法なんか頭に入れる隙間がない!

そういう理由で、自分が知っている事以外は要らない
と考える人が多いような気がします。


そう考えると漫画家さんの人生は、本当に漫画の事だけなんだなーと
尊敬&関心してしまいます。
私はあれやこれや…色んな事に興味があり、出回っております。(^-^;
やっぱり漫画家向きの性格じゃないなーとまた思いました。(笑)

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漫画家アシスタントは携帯を持ってない?

2009年07月24日 19:59

私が携帯電話を買ったのはかなり世間に広まった後でした。
何年か忘れましたが、携帯カメラ200万画素が最高画質の頃です。

それで私の周りの漫画家さんやアシスタントの動向を見て
「漫画家アシスタントは携帯をあまり持たない」という傾向をはじきだしました。

あ、もちろん冗談半分以上。(笑)
私の周りの数人だけの傾向です。
だからアシスタントがみんなこうではないのは100も承知で読んで頂ければ嬉しいです。(笑)




なぜ漫画家アシスタントは携帯電話を持たないのか。理由がちゃんとあります。

1、家の固定電話があるから。
家の固定電話と留守番電話があれば充分と感じています。
アシスタントの呼び出しなどもこれでOK。
なぜ充分なのかと言うと…

2、外出しないから
私の周りのアシスタントさんを見ると、とにかく出不精。(^-^;
全然外出しません。
外出しないのにも理由があります。
 ・趣味が家の中でする事だから(ゲーム、アニメ観賞、ネット等)
 ・暑い、寒いのが嫌だから
 ・家では持ち込み用の自分の漫画を描いてるから
 ・アシスタントで疲れ切って寝ていたいから

3、電話に出たくない
そもそも話すのが苦手な人も結構多く、
電話は仕事の呼び出しなどの最低限の会話だけで良い
と思っている人もいらっしゃいます。
重要な仕事の呼び出しに関する事柄すらも留守電で受け、返事せず仕事当日直接来たりします。
漫画家さんにすればちゃんと聞いてくれているのか確認取りたいんですが。

4、自分の時間を乱されたくない
私の知り合いの携帯に電話をすると、ほとんどの人が出てくれません。(^-^;
携帯なのに…。
留守電に繋がり折り返し電話がほとんどです。
自分の時間を急な電話で乱されるのがあまり好きではない人が多い気がしました。
家電だけでも充分なのに、たまの外出時まで携帯で乱されてはかなわん…
ということなのかもしれません。

上記の事を総括すると…

5、要するに、別に人と繋がっていなくても平気だから
ということなのかもしれません。
私の知り合い何人かに聞きましたが、孤独が全然平気な人がかなり多かったです。




私は外に遊びに出るのが大好きで、さみしくて死にそうになります。(笑)
とことん漫画家には向いてない性格だなと。
一般の会社に勤めていたほうが似合ってたのかなと感じました。
漫画家さんと目指す人は孤独に強い人のほうが適していると思います!

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漫画家を目指す前に

2009年06月27日 06:14

前回の日記で漫画家を目指す人は変わり者が多いので、
雇う側も気をつけてという事を書きました。


漫画家が雇うアシスタントは、

やる気だけの人はダメ。
漫画家のファンだけの人もダメ。
アシに自信があるだけの人もダメ。
単に絵が上手なだけでもダメ…
などと書きました。

というのは、極端ですがある意味間違ってないと今も思っています。
「〜だけの人」というのが良くないですね。
やはり人間同士の付き合いですから、バランスの良い「人間らしい人間」と仕事をするのが、
雇い主の漫画家としては一番良いのではないかと私は考えています。

しかし書き込みを頂きましたが「極普通の一般人」でもムリがありますね。
ある意味非常に厳しい仕事なので、漫画に思い入れが無いと続きませんから。



漫画家になりたい!
仲間や先生をも抜いて売れっ子になってやる!
そのためには今は勉強。
ギラギラした野心も隠して。

こういう人がアシスタントにも向いていると思います。
ただしこういう人はすぐデビューしてしまうので
長く手伝って貰えないことも多いです。
なかなか良いバランスの人は居ないですね…。(^-^;

ホント、アシスタントは漫画家にとって大切な右腕なのですが、
長く居着いて欲しい反面、デビューもして欲しいと思う
複雑な気持ちのパートナーです。




というわけで、
ただ漫画が好きで「憧れるな〜やってみたいな〜」ぐらいの想いで、
バイトに行くつもりで「給料は良いかな?労働時間は長すぎないかな?」
と夢見ている人には漫画家を目指すのはお薦めしません。

想像の倍、いや数十倍はキツい仕事です。

そして漫画業界の厳しさ。
良くない雑誌編集者との理不尽な人間関係。
今の衰退気味の業界の現実。
コミックスが売れないと生活もままならないお金関係。
実は好きなものを好きに描けない、思ったほど夢がない世界だと言うこと。

それを知ってもなお漫画を続けていける情熱と
良い意味で盲目でバカになって漫画を描き続けられる継続力のある人だけが
漫画家として残っていけると思います。
(私は知って少し挫けました。(^-^;)


今回、漫画家を夢見ている人にはチョット厳しいお話を色々書きましたが、
本当に本気で漫画家を目指している人はこの文章を読んでも
「だからどうした?俺は描くぞ!」と
意に感ぜずだと思います。(笑)
良い意味でバカになって描ける人ですね!

この文章で「うわ…どうしよう…」と感じた人は、
少し漫画家を目指すことに対してもう一度しっかりと考えてみることをお薦めします。

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漫画家アシスタントを雇う側の作家の気持ち

2009年05月26日 14:38

こんにちわ!

今日は私が今までアシスタントをしてきて、
仕事場で見てきた新人アシスタントについて漫画家側から見た印象を書いてみたいと思います。


私は一アシスタントであり、時にはチーフアシスタントをした程度で
本当の漫画家先生のお考えまではわかりかねますが、
新人アシスタントを雇うときの漫画家の気持ちも、
来るアシスタント並にドキドキしているのではないかと思います。
というのは何といっても「良い人かな?」という不安。

何度かこちらでも書いていますが、
漫画家になりたい人は正直申しましてちょっと変わった人が多いんです。(^-^;
みんながみんなではありませんが、
やはり子供の頃から漫画にドップリハマり、あまり人付き合いをしていない人が多いと感じました。
しかも「売れてやる!」「技術を盗んでやる!」という猛烈な野望を持ってくる新人の人がほとんど。
普通の成人なら当然普通に出来ることが、嘘だろ?というくらい出来ません。

例えば電話をかけれない。出れない。
買い出しに行けない。頼んだ物は必ず何か忘れる。
挨拶ができない。ありがとう、ごめんなさいが言えない。
そもそも会話が出来ない。
等々。

そういう人を何度か新人アシスタントとして雇い、すぐに辞められたりしていますので
漫画家の方も技術より人柄をとても重視してきます。

そんな中、人柄も技術も普通以上のアシさんと出会ったら、
そりゃ漫画家さんも嬉しいです!なるべくなら長くいて欲しいと思いお給料も奮発します。
でもそのアシさんの未来も真剣に考えてくれるので、
デビューして欲しい…という気持ちもあり、板挟みになるようです。(笑)



で、私が感じた「これはちょっと大丈夫か?」と思う
新人アシの言動を書いてみたいと思います。
こういう人には新人漫画家さんもお気を付けた方が良いかもしれないという意味で。
もちろん、ただのアシスタントの私が思った偏った意見ですし
全てがこれには当てはまらないのは当然として読んで頂ければ幸いです。

・「やる気だけはあります!」
技術がないのは新人アシなら当然のことです。
やる気をアピールするのは必然だと思うのですが、
初めてでこればっかり押してくる新人アシさんは、これ以外の自分の売りが無いのかもしれません。
そしてほんの少しでも仕事場に不満を持った日には、この唯一の売りのやる気がなくなります。

・「ファンなんです!」
その漫画家の漫画の大ファンでアシにしてくださいと言う人も要注意だと思います。
漫画を読んでその漫画家に対して凄い期待と羨望の眼差しで見てきます。
でも現実はそんなに甘くない。
どんなに漫画家先生が優れた人間でも、泊まりがけでずっと一緒に仕事をしていれば
イライラするところが出てきます。
そんな時先生に憧れを抱いていたアシだと、逆に失望に変わってしまいます。

・「経験あります。自信あります!」
他でアシスタントをしてきて、別の先生に移ったアシスタントの場合。
本当に自信がある人はそんなに口に出しません。
口に出すと言うことは多少なりとも中途半端に「自信」を持って来ているということです。
仕事でリテイクが出るのは当たり前。
そんな時中途半端な自信を持っているアシだと「イラッ」とします。(^-^;
「それよりも俺の描いたほうが良いと思うんですけど−」と反発などもするかもしれません。



さて、取りあえず書いてみましたが、
書きながら私自身もアシに入った時のことを思いだし
自分で自分の心にグサグサと言葉が刺さりました。(笑)
私も今後も気をつけて行きたいと改めて感じました。

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漫画家もキャラクターの時代?

2009年04月28日 23:22

漫画家裏話はお久しぶりの更新です!
身近な漫画関係の方々の変わったキャラクターを
こちらのブログで書いていこうと思っていたのですが、
私にその気が無くても、他人の変な行動を文章に書くとどうしても
批判やバカにしているように取られてしまいがちです。
かといって、オブラートに包んだような状態では、
お知り合いの面白キャラをうまく魅力的に伝える文章技術が私にはありません。

たくさんのネタはあるのですが、どう書けばいいのか戸惑っています。


☆★☆★☆★


というわけで、今日のネタは別の所から。

最近はインターネット時代だからでしょうか、
漫画家さん本人にも焦点を当てた雑誌記事やネット記事なども
よく見かけるようになりましたね。

あまり知らないのですが現役渋谷コギャルの漫画家さんもいらっしゃるようで、
もうああなると「漫画がどうこうより漫画家本人のキャラが全て」という印象があります。
お笑いのキャラ芸人と同じで、そのキャラが飽きられたら終わりなのではないかと…。
(漫画は読んでいませんので、あくまでも印象だけです。)

要はマスコミへの露出度がそのまま漫画の売れ行きにも
関わってくる時代が来つつあるのかな?
なんて穿った考えを少し持ってみました。

漫画の熱狂的ファンの方々は色々勉強されている方が多いようで、
マスコミの大量露出攻撃でアッサリ洗脳されることは少ないと思います。
逆に「またやってるよ宣伝。ウザいなあ〜」なんて思いませんか?(笑)
私はお笑い番組大好きなんですが、ゲストに俳優が出てきて
「また番宣かよ!」というお笑いの突っ込みを聞くのがもうお腹いっぱいで…。
あんな宣伝で見に行く人が居るのかよ?!とか思うのですが
アッサリ影響受けて見に行く人の割合の方が圧倒的に多いという現状を見ると
うーむ……。コスイやり方でも露出しまくった者勝ちなのかなとか思ってしまいます。

あ、完全に話はずれましたが(笑)
漫画もそうやって露出すれば洗脳できるという戦法をとる時代が
来てるのではないかと感じています。
最近だとマガジンサンデーコラボ企画とか。
ありとあらゆるところにコラボ商品を出してますね!
(ユニクロではTシャツが500円で叩き売られてましたが(^-^;)

それでその次に、漫画家本人に焦点を当て売り出す方向へ持っていくものも
もっと増えるんじゃないかと感じました。
例えば現役女子高生漫画家とか。
アイドルが漫画を描くんじゃなくて、漫画家が片手間にアイドル的なことをするとか。
(あくまでも形式上ですが。本音はアイドル業で。)


現役レースクイーン漫画家とか。
現役格闘家漫画家とか。
現役小学生漫画家とか。
イケメン漫画家とか
Fカップ漫画家とか。(笑)


漫画家は技術的な仕事なので、誰でもやれば描けるという物ではありません。
でもお笑い芸人の世界しかり、アイドルタレントの世界しかり、
ちょっと私でもできそうかも?という気楽な人が参入してきて、
それを一時の使い捨てと知りながらも売り出す企業がある限り、
漫画家にもこういう時代がきてもおかしくないんじゃないかな?なんて妄想してみました。




あ、ちなみに集英社の雑誌「りぼん」は女性漫画家しか取らない方針だそうです。
(私男ですが過去に持ち込んだことがあります。だいぶ昔なので現在は違うかもしれません。)
理由は
「漫画家は読者の少女達の憧れ。
サイン会や握手会に出た時、そこに来た作家が男性だと少女は引くから。」
とのことでした。

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今回のアシスタントは大変でした!

2009年03月23日 02:59

3月のアシスタントの仕事場はとても大変でした

アシ仲間が財布を落とし、仕事場の全員で探しました。
交番にも届けでました。

次にアシ仲間がインフルエンザ発症。
隣の席のアシ仲間も感染して2名帰宅しちゃいました。

同時に来てくれていた臨時アシの人が2日遅れでインフル発症。帰宅しました。

いつも声をかけるもう1人の臨時アシの人まで当日になって喉頭炎で来れなくなりました。

1番最初にインフルを持ち込んだアシ仲間が責任を感じて仕事場に戻って来ましたが、
インフルはまだ全然治ってないので、仕事しては寝て、起きては寝て。
気持ちは嬉しいですが感染の恐怖の方が大きいので帰って貰いました。

ついに仕事場に残ったのは漫画家さんと私だけ。
しかしこれだけに終わらず…。
嘘みたいですが、漫画家さんが車で病気のアシさんを送った時に
また財布を落としました…。

2人で大捜索!!
私が鍵を借りて車の中をもう一度探したら、シートとドアの合間から財布発見!



もう本当に精魂共に尽き果てるほど色んな事がありました。

でも私は生還しました−!!(^-^)ノ
予防注射を受けていないのに1人だけ倒れませんでした!



これで感じた事は、漫画家のお仕事で一番大切なのは「健康」だということですね。
それとアシスタントさん達の重要性。
アシスタントが居ないと本当に漫画家さんは苦しいです。
今回インフルエンザで次々と倒れてしまい、
漫画家さんも減ページせざるを得ないほどのダメージでした。

健康と人間関係。
漫画家さんのお仕事もこれに尽きると思います!

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漫画家と編集者の口約束

2009年03月13日 13:16

漫画家という職業は「夢」という隠れ蓑のせいか、不透明で排他的な所が多いです。
売れなければ生活できないほどの給料なのはまだ当然なのかもしれませんが、
何百万が動くかも知れない可能性がある仕事を編集者が口約束で軽く話し、
気軽に中止にされ、作家が先行取材などで大赤字を抱えるということも少なくありません。

私も何度か経験あります。
編集者は「この作品行けますよ」「掲載はまず間違いないでしょう」等という言葉は気軽に言います。
ワクワクして待っていてダメだったことは数知れずです。
もちろん私の実力がないのは言うまでもないのですが、こういう事のくり返しのしすぎで
人間不信になりかけたことがあります。
これは私に限りません。私の知り合いのアシスタント仲間も皆一度は経験あります。


このくらいならまだ良いのですが、アシスタントではなく駆け出しの漫画家さんでもこういう事があります。
連載決定と言われれば漫画家は準備を始めなければいけません。
アシスタントを捜し、そのアシの予定を抑えて、画材を買い、資料を集め、少し先までの漫画のお話をまとめはじめなければいけません。
先行投資というものですね。
でも編集者の「あ、連載ですが無くなりました。また次のネームを考えてください」の一言で全て無かったことになります。
そうなると予定を抑えたアシスタントには謝り、時には給料を払い、資料もネームも無意味になります。

漫画家がネーム(漫画のアイデア)を出している期間は編集部は保証してくれません。
作家は時には貯金を切り崩して借金をして、ネームを考えています。
それが無駄になるのは作家の実力の無さです。
でも「掲載」と言われたから仕事をセーブし借金をしていた人もいるのです。
それが「無くなりました」の一言で済まされるのは、何か違うのではないかと感じてしまいます。


ある意味こういう創作仕事でこういう事は当然で覚悟しろということかもしれません。
でも衰退している漫画業界で適当すぎる雑誌社の漫画家への対応は、決して良いことではないような気がします。
ちゃんとした仕事ならば口約束ですまさず、契約書を交わすなどの事が必要なのではないかと思います。



あ、もちろんこれだけは書いておきたいのですが、
漫画編集者さんにも有能で素晴らしい編集者さんもいらっしゃいます。
確かに酷いことがかなりまかり通っている業界ですが、素晴らしい方々もいらっしゃいます。
そういう「編集のプロ」とお仕事が出来る作家さんが1人でも増えることを祈っております。

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漫画家目指す人は漫画を読んじゃダメ?

2009年02月26日 13:41

漫画家さんと漫画家アシスタントの数少ない休日の息抜き言えば、
まず思いつくのは「漫画を読む」ことです。
漫画が好きで漫画家になったり目指したりする人が多いので、
休みにもやはり漫画を読みます。

人によっては「漫画家になるなら漫画は読むな」という人もおられると思います。
「映画観賞や読書をしろ」と。もちろんこちらも大切だと思いますが、
私は漫画を読むことも悪いことではないのではないかと思います。
やはり漫画界の流行という物がありますからね!

流行ではなく後世に残る名作大作を描こうと思っているなら
漫画を読んで影響を受けるのは良くないことなのかもしれませんが、
そこまでの気負いを感じて漫画を描いていると、
いつまで経っても満足できる物を完成させることができない事もあります。



これから漫画家を目指して頑張る方々に気をつけて頂きたいことに、
「自分が100%満足する漫画なんか描けない」ということがあります。

描いては「イマイチ」でやり直し。
描いては「ラストが満足できない」でもう一回。
くり返し良いものに煮詰めていく作業はとても大事なのですが、
それで誰にも見せることなく「もう煮詰まりすぎたので辞めよう」
となってしまっては元も子もありません。
今までお会いした方々にはこうやって
「まだ人に見せるレベルではない」
と言って自分1人の中でボツを繰り返す人が多かったです。

かといって全然イマイチだと自分でもわかっているのに他人の意見を聞くのもどうかと思います。
私は以前「とにかく見せよう」の精神で酷い作品を雑誌編集者に持ち込み続け
「これはあまりに酷すぎますね…」と絶句された事があります。(^-^;
当時の編集者さんゴメンなさい。(^-^;
拙い作品を読む人は結構苦しみながら読んでくださいます。(笑)
そのことも考えて良いものを作る努力をした上で見て頂きましょう!

というわけで、漫画を作るときの自分の満足度は「70〜80%」くらいで
一度他人に見て貰う事をお薦めします☆

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漫画家アシスタントのお金の使い道

2009年01月23日 18:30

漫画家アシスタントは漫画家を目指すための修行の場でもありますが、
週刊漫画のアシスタントになると忙しすぎて自分の漫画を描く時間が少なくなります。
少ない休みを全部自分の作品作りに費やすわけですが、
そうなると給料は生活費以外に使い道がありません。


私が前に行っていた仕事場では、それなりのお給料を貰っていたのに月休2日だったので
お給料は貯金以外にはこういう事に散財していました。

・ビデオデッキ
家に帰れないのでTVの予約録画が増えます。
そうなるとビデオ1台では足りなくなります。
今のように大容量&2番組同時録画などできないVHSビデオですから、
ビデオデッキを4台購入!
これをフル回転して録画していました…。見てる暇ないんですけどね。(^-^;

・LD、DVDBOX
上記と同じ理由で、見れなかったアニメやドラマのBOXを購入していました。
DVDは良いんですが、LDBOXの巨大さと重さは半端なかったです…。
これも1回くらいしか見ないで押し入れに眠ることになるんですけどね。(^-^;

・プレミアテレカ
チーフアシがハマっていたのが貴重なプレミアテレカの購入。
後にオークションに出したら3万4万と値が付いたそうです。
結構儲けたんじゃないでしょうか。

・ガンプラ
これも私じゃないんですが、作らないガンダムのプラモデルを取りあえず購入し
部屋に山積みにしている仲間もいました。
部屋に行ったことがありますが、私の身長よりも高く積み上げられていました。(^-^;
「いつか作る」と言ってましたが、たぶん作らないだろうと思います。(笑)

・美少女フィギア
買って飾るだけという、時間や手間を取らない楽しみの1つ。
みんなの影響で私も買い始めましたが3ヶ月で飽きました。
飽きたときのフィギアの無駄なこと無駄なこと!!
つい前まで綺麗でカワイイ置物だったのが、一瞬にしてただのプラスチックゴミに見えます。(笑)
それ以来、気に入ったDB悟空のカッコいいフィギアや、
私のキャラクターすいかちゃんを友人が作ってくれたフィギア以外、飾らないことにしました。

・ゲーム
ゲームソフトも買ってましたねー。
でも最初1時間ほどプレイしたら「後は余裕ができてから」と放置に入ります。
仲間はタンスいっぱいのプレステのゲームを買い「後でやる」「老後にやる」と言ってました。
やってるのかな…?(笑)



もちろん貯金は一番大切ですが、息抜きも必要です。
時間がない息抜きはやはり『散財』ということになることが多いようでした。
必要なものではなくたいして要らない物を買う快感が
私たちの仕事場の唯一の息抜きでした。

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漫画家アシスタントの給料(改訂)

2009年01月04日 00:56

あけましておめでとうございます!
今年も地味に漫画家アシスタント話も書かせていただきます。
ヨロシクお願いします。

さて今回はお給料の話でも。



漫画家アシスタントのお給料は、漫画家さんが独自で決めています。
基本は日払い。
大体1日1。
これを手渡しで頂いて、その場で領収書を書いて先生に渡します。

金額はかけ出し漫画家さんなら少し下がったり、
売れてる漫画家さんなら少し上がったりしますが、
なぜかこの値段で落ち着いています。

連載が軌道に乗った漫画家さんは、税金のためにも自分を会社扱いにします。
そうなるとアシスタントは社員扱い。
毎月給料明細が出て、税金も自動で引かれます。




さて前に私が行っていた漫画家さんの仕事場は
何度かこちらにも書いているとおりかなり癖のある大変な所でした。
こういう仕事場になっては良くないのではないかと思いますので
反面教師になればという意味で書かせていただきます。


先生は一人で睡眠を取り、我々アシスタントは徹夜。
締め切りギリギリで編集者が後ろに立って待っている緊急事態でも先生は何もせず、
「原稿落ちたらお前ら(アシ)のせいだ」と怒られました。

「お前らには金払っているんだから、俺が休んでお前らが徹夜は当然」
「それだけの充分な金払ってるんだから」
と言われていました。


先生はそれなりに売れっ子な漫画家さんでしたので、
確かにお給料の金額は標準より高かったです。
でも一番忙しいときで月休2日の泊まり仕事でしたので、
私たちアシスタントはお金を使う暇もなく、それなりに貯金も貯まっていきました。
そうなるともう、給料が高めなのがその先生を手伝う原動力にならなくなってきます。


私たちアシスタントは何度か先生に仕事状況の改善を真面目に提案しました。
でも先生することは、
・アシに何かを買い与える
・アシを豪華な食事に連れて行く
・アシを慰安旅行に連れて行く(徹夜明けに(笑))

というお金で解決することがほとんどで、
結局仕事状況は特に変化ありませんでした。
今となってはあんなこともあったなーと笑い話になりますが、
当時は「お金ではなく気持ちなんだけれど、やっぱり無理なんだろうか…」と
絶望感を感じたことも多々ありました。



普通そういう状況では、
アシは先生に対して人間的な尊敬や敬愛を持てないのではないでしょうか。
一般社会の会社でも同じなんじゃないかと思います。
ほんの一言の声かけだけで部下はやる気になったりならなかったりしますよね!
お給料が良いからアシスタントをするわけではなく、
色々な事を学んだり人間関係を深めたりするためのアシスタントだと思います。
学ぶことよりも心に残るダメージの方が大きくなるような形の仕事場は
どうなのかなーと私は感じました。


お給料は良いに越したことはありませんが、それよりも漫画家先生のお人柄が
一番アシスタントが着いていく元になっているのではないかと思います☆

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漫画家アシスタントをしない弊害

2008年12月22日 20:17

前回漫画家アシスタントはやっておいた方が良いとの内容を書きました。
なぜやっておくべきかの一番の理由は「人間関係」のため。
漫画なんて一人で描けると思ったら大きな間違いです!

私を初めとして人付き合いが苦手な人が漫画家を目指しがちですが、
最低限の人付き合いは学んでおくべきです。
特にアシスタントをせずに漫画家になり、アシスタントを雇う事になったら
大変な苦労をすることになります。



私が手伝った先生の「アシスタント経験が少ないための勘違い行動」を
反面教師として頂ければと思います。


・自分は偉くてアシスタントは弟子だと思ってしまう


某漫画家さんは「俺は先生だ。お前らは俺の弟子だ。理不尽なことでも言うことを聞け!」
という姿勢で私たちアシスタントに接してきました。
それはもう、友達が聞いたら「訴えたら勝てる」というくらいの理不尽さ。(^-^;
なぜそんなことをしてきたかというと、「自分は師匠」と勘違いしていたからです。

確かにアシスタント経験もほどほどにデビューし活躍している漫画家さんは
才能ある人だと思います。現に理不尽なその先生の漫画は面白かったです。
でも私たちアシスタントは、落語家の師匠と弟子のように
毎日通って土下座して「弟子にして頂くまで帰りません!」なんてことをして
アシスタントになったわけではありません。(笑)
ただ単に、持ち込みをしてその担当さんから紹介されただけ。
漫画家さんから技術を盗むという目的はありますが、別にその先生じゃなくても良いわけです。

しかしその漫画家さんは完全に勘違いをしていまして、
私たちアシスタントをまるで奴隷のように働かせました。
田舎から出てきた私なんぞは、もう完全に恐怖で逃げれない精神状態になっていました。
でも私以外の気の強いアシスタントさんたちはドンドン辞めていきましたねー。(^-^;
私も早く気づくべきだったんですが…。


漫画家さんはアシスタントに対して「手伝わせてやっている」ではなく
「手伝ってもらっている」という気持ちを持たなければ
とてもとても、長く助けてくれるアシスタントさんは居着いてくれません。
その気持ちがわかるのは、やはり自分で『経験』することがとても大切!!!

技術面などよりもこの事がとても大事だと思うのです。

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